Miles Davis All Stars Vol.1 / Miles Davis
バンドリーダーとしてもミュージシャンとしても一流の若いマイルス・デイビス勢いのある一枚
若いマイルス・デイビスのブルーノートでのレコーディングです(当時26歳)。マイルスの数あるレコードの中でも私の1番好きなCDです。
この頃のマイルスは麻薬漬けで最悪な状況だったそうですが、ベテランミュージシャンから若手先鋭ミュージシャンまでそうそうたるメンバーを従えてのレコーディングです。さすがマイルス・デイビス、バンドリーダーとしてもミュージシャンとしても一流です。
このCDはとにかくミュージシャン全員の音が若々しく勢いがあって素晴らしい。
新しいジャズを創り上げている力を感じます。
当時のジャズミュージシャン、特に黒人のミュージシャンはとても裕福だとは言えなかっただろうと思います。それぞれに生活の問題や人生の悩みを抱えていただろうと思います。このCDを聴くとそういう思いがすべて音に出ているような感じがします。人間の哀愁や生きるパワーがこのCDには詰まっています。
まさに最上級の元気をくれる名盤だといえます。
曲目
1. Tempus Fugit
2. Kelo
3. Enigma
4. Ray's Idea
5. How Deep Is the Ocean
6. C.T.A.
7. Dear Old Stockholm
8. Chance It
9 . Yesterdays
10. Donna
11. C.T.A.
12. Would'n You
13. Chance It (ボーナス・トラック)
14. Kelo (ボーナス・トラック)
15. Enigma (ボーナス・トラック)
Recoding 1952~1953 [ Blue Note ]
演奏メンバー
MILES DAVIS(tp)
JACKIE McLEAN (as)
JAY JAY JOHNSON(tb)
JIMMY HEATH(ts)
OSCAR PETTIFORD(b)
PERCY HEATH(b)
KENNY CLARKE(ds)
ART BLAKEY(ds)
and more
最後まで読んでいただきありがとうございました!