Bass on Top / Paul Chambers
超売れっ子ベーシスト ポール・チェンバースの至極のリーダーアルバム
この頃のジャズの名盤のベースはほとんどポール・チェンバースが弾いている、といっても言い過ぎではないでしょう。しかもこの時まだ22歳という若さ !!
このCDは大忙しの合間を縫って旅先でのレコーディングだったようです。
ほぼ全編の曲でポール・チェンバースがテーマを弾いています。特にYesterdaysとThe Themeでのアルコ(弓)で弾いているテーマが超カッコいいです。
この人のアルコの音はゴツゴツとしていて、大きな塊(かたまり)がぶつかって来るような存在感たっぷりな音です。
ドラムのアート・テイラーは全編ブラシでの演奏ですがこれもまたゴツゴツした音がしていて聞き応えのある名演です。
このCDもまた元気をくれる超お勧めの1枚です。
ポール・チェンバースは酒や薬での不摂生がたたり、33歳という若さで亡くなりますが膨大な数の名演奏を残してくれました。
曲目
1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. The Theme
6. Confessin'
7. Chamber Mates
[ Recording 1957 Blue Note ]
演奏メンバー
KENNY BURRELL (g)
HANK JONES (p)
PAUL CHAMBERS (b)
ART TAYLOR (ds)
最後まで読んでいただきありがとうございました!